大事な事を書いてなかった。そして、好評だった?のでパート2を。

前回同様ここからは説明口調に入るぞ〜(笑)いや、説明口調じゃないと説明しづらいから。かなり長いし、読みづらいから「うっ」って思ったら飛ばしちゃってください。

財務諸表というのは企業の通信簿みたいなものだといいました。この通信簿実は大きく3つあるのです。
?損益計算書
?貸借対照表
?キャッシュフロー計算書

?の損益計算書は、企業の一年間の経営成績を表します。売上高、営業利益(損失)などはこれに入っています。

?の貸借対照表は、企業のその時点の資産配分を表しています。つまり、3月31日に決算があるとすると、3月31日にどのくらい資本(自分で拠出したお金)や負債(他人から借りたお金)があるのかというのを表しています。

?は小遣い帳みたいなものです。お金がでたらマイナスでお金が入ったらプラスということです。これは、わかりにくいし、資料がない場合もあるので説明はこれくらいにしときます。

?と?についてもう少し説明します。

?は、売上高と営業利益と経常利益をみておけばいいです。売上高とはどれだけ売ったかを示しています。営業利益とは、本業でもうけた利益のことです。つまり、売上高−売上原価(人件費や家賃など)=営業利益です。これが赤字になってる会社は話になりません。だって本業で儲けてないってことはどこで儲けてるんだよって話ですよ。

経常利益は営業利益から金利を足したり引いたりします。お金を借りてたら利子がつくのでマイナスにします。逆にお金を貸して利子をもらったらプラスになります。つまり、なにがいいたいのかというと企業活動をするにあたってお金を借りないといけない場合は多々あります。そこでお金を借りるときにかかる利子を考慮に入れたほうがいいだろうということで経常利益が重要になってくるわけです。経常利益も赤字だと話しになりませんね〜。(銀行などの場合は本業が利子で儲けたりしますからその場合は、利子でも売上高に加えます)

?の貸借対照表は読むのむずかしいです。簡単に言うと資産はどのように構成されているかを示しています。公式として資産=資本+負債となる。例えば、100億円の資産があります。40億円が負債。60億円が資本とします。先の例でいえば、今もってる100億円の構成は、40億円は借りて60億円は自分で出したってことです。

つまり、貸借対照表でみるべきところはどれだけ負債に依存してるかどうかみればいいわけです。先の例でいえば、100億円中60億円が資本です。60%が資本というわけです。これを自己資本比率または株主資本比率といいます。これは高ければ高いほど安全、健全であるといえるでしょう。

なかには有名な企業でも自己資本比率が低いところなんかいっぱいありますよ。例えば全日空。ここは自己資本比率15%程度しかないです。つまり85%は借金です。そりゃ、リストラしたり賃金カットしたりしますよ。だって借金まみれですから。華やかにみえる企業でもその実は悲惨だったりするのが垣間見えたと思います。

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