今日はあまり書くことがないんで、企業研究のしかたについて語ろうと思う。

さて、こっからは説明なんで説明口調で(笑)

僕は、経営学部に所属し、会計を専門に勉強しているため財務の観点から企業を分析しています。このときによく使う資料が四季報や財務諸表です。

四季報はわかると思うのですが、財務諸表というのは経営学部系で会計を勉強している人以外はあまりなじみがないと思います。この財務諸表というのはいってみれば企業の通信簿です。これをみることによって企業の良し悪しがわかります。

基本的に会社の規模、収益性、健全性がわかります。規模は金額をみればわかるので説明は省きます。

収益性というのはいかに企業が効率よく利益をあげているのか?ということをあらわしています。これだけだとわからないと思うので例を挙げます。100円のものを売って、原価が60円だとします。そうすると利益は40円です。つまり、収益率は40%です。もちろんこの比率が高ければ高いほどいいわけです。この指標は営業利益を売上高で割ることで求めることができます。(厳密には違いますが)

この計算で解を出すと意外な答えが出てきますよ。例えば、超人気企業のソニーは2%程度しかないんですよ。つまり100円売って2円しか儲けないということです。もちろん業種にもよりますが。ちなみに、今エクセレントカンパニーといわれているキーエンスなんかは48%強あります。

健全性は見方がむずかしいので省きます。詳しく知りたい方は、経営分析や決算書の読み方の本などを買って読んでみてください。

僕が今回言いたかったのはうわべだけで企業を判断せず、実際の数字をみてみよう、ということです。世間で有名だからって優良な企業というわけではありません。逆に世間で知られていなくても優良な企業はたくさんあります。ここで数字を見ずに入社して、倒産しても文句は言えません。

財務諸表なんて読みたくね〜よって方は株価くらい見たほうがいいですよ。極端に低いところは危険です。(一概に株価で判断するのも困りますが)

財務諸表は企業のHP、または日経IRから見ることができます。アドレス http://ir.nikkei.co.jp/

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