17歳の少年による殺人事件の裁判で、12人の陪審員中11人は有罪に投票するが、ひとりだけ証拠に疑問を持ち無罪を主張。白熱する議論と説得の中、ひとり、またひとりと無罪の方へ心が傾いていく…。

明日、就活で映画の配給会社の説明会に行くので書きました。

この映画は僕が一番好きな映画です。こだわりなんですが白黒で見たほうがいいと思います。白黒の方が雰囲気がでる気がするからです。

内容は冒頭に書いてあるとおり、少年が殺人の罪を問われ、その裁判の陪審員たちが有罪か無罪かを議論するというものです。

11人が有罪を主張し、主人公だけが無罪を主張する。この主人公が他の11人を説き伏せていく様は見ごたえ十分!主人公であるヘンリーフォンダがかっこいいことかっこいいこと。最後のひとりが「Not guilty(無罪)」と言う瞬間なんて拳を握り締めてしまいますよ。

昔の映画は特殊効果を使わないため、役者ひとりひとりの顔が多く写されるような気がします。このひとりひとりの顔が微妙な心理描写をうまく引き出しており、現代にない映画の魅力を教えてくれます。

そしてこの映画の特筆すべき点はもうひとつあります。それは、この映画、ひとつの部屋から一度もでないんです。ずっと12人で机を囲んで議論しているだけ。それなのに話に引き込まれ、手に汗握る。

ほんとにすごい映画だと思いました。昔の映画を発掘していきたいけどどれがいいのかわからないという方、まずこれを見てください。はまること間違いなしです。

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