たそがれ清兵衛

時は幕末、小さな藩の下級武士・井口清兵衛（真田広之）は、ふたりの幼い子どもと老母の世話をするため、勤めが終わるとすぐに帰宅する。いつも「たそがれどき」に帰ることから、「たそがれ清兵衛」と同胞たちからあだ名される冴えない男。しかし、実は剣の腕は立つ主人公。

と、こんな感じで始まる映画。中々いい映画でした。日本映画でアカデミー賞にノミネートされるだけある。ただ、アメリカ人がほんとに武士のこころがわかった上で評価したのかは謎であるが。

はっきりいってラストサムライより数段おもしろかった。ラストサムライはアメリカ臭さがあり、武士の趣を無視した感があった。しかし、この「たそがれ清兵衛」は日本の赴き、武士の心をわかっている映画だと思った。（僕が武士の心がわかっているのかよ！っていう突っ込みはなしで）

武士の質素な生活、謙虚な姿勢、武士であることの誇りなどはほんとにすばらしいものだと思う。この文化は日本人として忘れてはならないと思う。こういう映画を見るともっとしっかりしろよ自分と思ってしまう。

ラストサムライをみてサムライに興味を持った方は次にこの映画を見てみるといいかもしれません。